熨斗または掛け紙について
熨斗は日本の伝統的なギフト包装のひとつです。気軽な贈り物はリボンなどでも結構ですが、正式な場面での贈答には熨斗をつけた方が失礼がなく、格式も出てあらたまった感じになります。
くらやで使用している掛け紙は下記のとおりとなります。必要な折は、ご注文時にご指定下さいませ。
(一部、熨斗不可の商品もございます。)
お祝い用の掛け紙
一般的に掛け紙には「蝶結び」「結び切り」とございますが当店ではこの1種類のみとさせていただいております。
この様式でしたら種類を迷うことなくお祝い事全般に使えます。
【表書き】
熨斗の上側には贈る目的により言葉を選びます。
御祝、御礼、ご挨拶、お中元、お歳暮 など
下側には差し上げるご本人様のお名前をいれます。
通常は、苗字かフルネームです。連名の場合は通常3名様まで、右側が目上となります。4名以上になると代表者のお名前の左横に他有志一同、親族一同、(部署名)一同 などと書きます。
法人であれば、会社名のみか肩書を含めたフルネームが一般的です。
【サイズ】大=38×23cm/中=31×19cm/小=27×12.5cm
表書きの一例
御祝 |
誕生日、記念日、結婚、出産、長寿、入学、進学、栄転 など |
御礼 |
お世話になった方への感謝の気持ち |
内祝 |
お祝いをいただいた方へのお返しなど。 |
御中元、御歳暮、御年賀 |
季節や時候の挨拶など。 |
ご挨拶 |
引っ越しの挨拶など。 |
粗菓 |
本来の意味は目上の人に贈るささやかなもの、へりくだった気持ちで贈るさほど高価ではない品にかけるものですが、現代では 引っ越しの挨拶、記念品につかわれます。粗品ですが当店ではお菓子を贈るので粗菓、と書きます。 |
結婚祝いの掛け紙
一般的に「結び切り」を使用いたします。(寿文字は金色です)
お名前は、ご両家の名字で○○家、または当人同士の下の名前になります。通常は右側が新郎の名前となります。
【サイズ】31.5×20cm
一般的な仏事用の掛け紙
一般的な仏事用の掛け紙です。
御供え、粗供養、どちらでもお使いいただけます。
【表書き】
上側にはお菓子を贈るので 御供、粗供養 と書きます。
御供 ・・・ 弔事のあった先方へ贈る場合です
粗供養 ・・・ 御供えを贈られたお返しをする際に書きます。
下側には贈るご本人様のお名前をいれます。
通常は、苗字かフルネームで、連名の場合は右側が目上となります。
法人であれば、会社名のみか肩書を含めたフルネームが一般的です。
【サイズ】大=38×25cm/小=26×19cm